ジブンミッケ

<< August 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
(株)山田牧場

(株)山田牧場
山田照夫さん?


 


 日本初の有機JAS認定オーガニック牛乳を生産している山田牧場。環境、牛、に優しいエコロジカル酪農と経済性も確保されるエコノミー酪農の考え方を軸にクリーンな牧場作りに努めています。自然界の菌を使って尿を浄化するゆう水施設、堆肥舎の設置、堆肥を使った圃場管理など牧場管理のためにさまざまな工夫をしています。
 農林水産大臣賞を受賞するなど全国的にも高く評価されている津別のオーガニック牛乳。そんな牛乳生産の第一人者となった山田照夫さんにお話を伺いました。

〜ハンデを乗り越える〜
 
 オーガニック牛乳の生産をするには、まずエサを自分たちで作らなければなりません。そのために畑の土づくりは必須です。牛が口にするものであるからエサにも化学肥料や農薬は使うことができません。3年間有機で作ったエサを与え続けそこから120日たって搾乳したものがはじめてオーガニック牛乳として認められます。
 以前、津別では数十件の農家が集まって有機酪農をしていましたが、有機の難しさに挫折して現在では5件の農家しか残っていないそうです。「ハンデを乗り越えなければオーガニック牛乳を作ることはできません。そこが有機の難しさですね。」山田さんはそう語ります。
 では、なぜそこまでして有機酪農を続けるのでしょうか。それは山田さんの掲げているエコロジカル酪農の考え方があったからです。牛のため、津別の自然環境を守りながら酪農を続けていくためには有機酪農というのはあきらめてはいけない、人生をかけてやっていくものだと考えたのではないかとわたしは思います。何か1つでもそんな人生をかけてでもやりたいこと、やらなければならないことを見つけたいです。

〜好きだったから〜
 
 山田さんが酪農家となった理由は単純でした。「昔から畑に出て親の仕事をするのが好きだったので、希望してこの職に就きました。」今の世の中自分の好きなこと、やりたいことをそのまま仕事としている人は少ないと思います。しかし、嫌々やる仕事ではきっと長続きしません。仕事のつらさの中にも楽しさ、やりがいがあるからこそその仕事を続けていられるのだと思います。
 好きだったから就いた職でも山田さんはつらいことがあると言います。「仕事を体に覚えさせなければならないこと。それに生き物を相手にしているから休みの取れない仕事であるところがつらいですね。」しかし最後に「それが酪農だと割り切っています。」とも言いました。
 希望の職につけても想像していたものとは違うかもしれません。しかし、それがその仕事なのだと割り切ることができれば山田さんのようにやり遂げなければならないようなその職でしかできない仕事が見つかるかもしれません。

〜常にチャレンジャーでいる〜
 
 現在、山田牧場の経営そのものは息子さんが行っています。したがって山田さんは、一般の会社員でいう退職をしたことになります。それでもオーガニック牛乳、有機農業の普及をさせようと有機畑作の指導を行う立場にいます。
 関東など大消費地へのオーガニック牛乳の出荷は輸送費がかかってしまうため、付加価値が相殺されてしまうという問題を抱えています。今のままでは限られた範囲でしかオーガニックのよさを広めることはできません。「オホーツクの有機酪農生産を安定的に行うことができるようにしたいと思っています。これもチャレンジです。常にチャレンジャーでいるという気持ちでいたいですね。」チャレンジャーでいるという気持ちは仕事に就きたての若者こそがもっていなければならないものではないでしょうか。山田さんのように失敗を恐れず常にチャレンジ精神をもって日々を過ごしていきたいです。

〜やりがいをもった仕事〜
 
 仕事には向き、不向きがあります。どうしても合わないものであればやめて次の仕事を探すことも1つの選択だと私は考えています。「自分の得意なものは何なのか分かっていることが大切。こんなものを作りたい、こうしたいと自分の考えをもっていなければなりません。」それでも自分に合った仕事を見つけるためにはやはり自分の考えがはっきりしていなければ仕事も探せません。社会人になる前に自分自身のやりたいことは何なのか、この仕事についてどうしたいのかよく考えてみなければなりません。「やはり、やりがいをもった仕事についてほしいですね。」自分自身の仕事にやりがいをもってやりぬいた山田さんが言うからこそ重みのある言葉だと思います。私も将来はやりがいの持てる仕事を見つけて、あきらめずに立ち向かっていきたいです。

編集者から
 
 オーガニック牛乳をつくっていること、自分の仕事に誇りをもってやっているように感じました。地域での飼料自給率100%を目指しているというお話もしてくれました。牛乳の生産に関しては世代交代をしたとおっしゃっていましたが、まだまだ自分の目標をもって新たなことに挑戦し続けていく姿勢がとても素敵に見えました。
 わたしたち若者こそ、チャレンジャーであるという姿勢であらゆることに恐れず挑んでいかなければならないと思いました。

編集者:吉田怜未


コメント
コメントする









 

(C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.