ジブンミッケ

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合同会社のこたべ
合同会社のこたべ 代表 平島美紀江さん 「子育てをもっと楽しく!!」 今回は合同会社のこたべ 代表 平島美紀江(ひらしま・みきえ)さんにお話を伺った。のこたべには2つの意味がある。ひとつは「残さず食べる」。食育とは難しいものではなく、昔から伝えられてきた「のこさず、たべる」ということを引き継いでいくことが大事なのではないかということ。もうひとつは「のこのこ育児」。自分を含めてがんばりすぎない育児を提案していきたい。この二つの意味から会社名「のこたべ」はきている。 ―「合同会社のこたべ」はどのような活動をしているのか ― 子育てをしているママさんなどが気軽に訪れることのできる「場所」作り、子ども、大人が世代を超えて楽しみながら参加できる様々なイベントなどを行っている。小学生を対象とした放課後自然体験「ここいく」。育児に追われ自分のペースがつかめず疲れているママたちに、たまにはゆっくりしてもらおうというイベント、子育てサロン「ままたま」。子育てを主と考えた活動で今も奮闘中!!自然、食、環境をコンセプトにした子育てママ向け冊子「のこたべ」も発刊中。 ― 代表 平島美紀江さんが起業にしたキッカケ ― お子さんを産むまでバリバリ働いていた平島さん。長男を生んだ時に仕事を一回辞め、専業主婦に・・・しかし、専業主婦になり子供と向き合う毎日を平島さんはこのように語った。「専業主婦になると社会とのつながりがなくなってくる。毎日子どもの世話をしていると敬語を使うことなどもないし、自信がなくなる。そうした毎日の中で社会復帰したいと感じていた。子育てをしていて感じたことが、周りに迷惑をかけることがあるので子連れだと何処に行くか迷ってしまい、行けるとこに限度がある。こうした育児の問題があるから子育てに抵抗が増え、少子化が進むのではないか?今は子供を産まないのではなく産めない時代なのだと私は思う。子育てをしていて子育ての情報誌が少ないこと、子連れでも気軽に行けるとこがないなどの問題があった。だから、『子育てを楽しくしたい』そう思った。」 こういった想いは自分一人だけのものなのかと、SNSで自分の気持ちをアウトプットした。すると多くの女性の方々が自分と同じ考えを持っていたことを平島さんは知った。平島さんは「このままじゃ子育てではだめだ」と思い、「自分が何とかしよう」そういう気持ちに変化していったと言う。平島さんは子育ての情報誌を作ろうと思いたったが、情報誌を作らせてくれる企業がなかった。だから自分で子育て向けの情報誌や子連れでも気軽に来ることができるコミュニティーの場をつくろうと思い立った。「特に経営者になろうと思ってなかった。未だに経営なんてわからない」。平島さんにとって自分のやりたいことを形にするための手段が「起業する」ということだった。 ― イベントに参加してよかった。実は悩んでいた。― ◆起業という選択を恐れることなく選んだ平島さん、力の源はなんですか? よく凹むが私のモチベーションが下がっている時に限って良い提案などが出てきて、やるぞって気持ちになる。私の中でスタッフや周りの人たちの存在が大きい。特に「力の源」というと、イベントの参加者の方々に「イベントに参加してよかった。実は悩んでいた。」などの言葉をいただいたとき。こういった言葉はとても大きな力になる。 ◆「ここいく」、「ままたま」など様々なイベントのアイディアはどこからでてくるのですか? 私には子どもがいて、子供の成長と共に、様々な子育てに関する問題が起こる。子どもが二歳の時には子連れで行けるところがないと思い、そういったコミュニティーの場を作りたいと想い行動を起こした。子どもが小学生の時は学校活動が足りないと思い、スタッフと一緒に、円山動物園での放課後自然活動をやろうということにつながっていった。自分が母親という立場だからこそイベントを考えられたのだと思う。 ― 常に一生懸命やること。だけど軸はぶれないようにする。― ◆活動をしていく中で大切にしていることはなんでしょうか? 私はあれもこれもと広げたがりだから、軸やコンセプトをぶれないように心がけている。起業したときはしんどくてやめたい時も多々ありましたが、自分の子供の将来を考えたとき「このままの環境じゃダメだな」というビジョンがあった。そのビジョンをしっかり持ち、常に一生懸命やること。だけど軸はぶれないようにする。これが大切。 ― みんなで子育てをする場を作っていきたい ― ◆合同会社のこたべの目標をズバリお答えください? 将来的にみんなで子育てできる場を作るのが目標。コミュニティーレストラン(地域のみんなが集まれる場所)で子供とお年寄りが遊んでいる映像を見て、私は衝撃を受けた。だから自分が子供やお年寄り、その他の幅広い世代のコミュニティーの場をつくろうと決めた。地域のおじいちゃんやおばあちゃんも、私の作るコミュニティーの場に来ていただき子どもと触れ合え、みんなで子育てをする。みんなが幸せになる場所を作りたい。「地域全体で子育てできるコミュニティーの場」の提供が目標。 ― 今まさにスタートラインに立ったと言っていい ― ようやく活動拠点となる場所ができ、ようやく今スタートラインに立ったと言える。しかし、最終目標はみんなで子育てできる場所をどんどん増やして、みんなで子育てできる世の中にすること。 ? ― 学生時代「学べる」ことが仕事ってすごく贅沢 ― ◆ありがとうございました。最後に、若い世代や学生たちに向けてメッセージをお願いします。 学生時代は勉強することが仕事。それはすごく贅沢だから無駄にしてほしくない。今やっている勉強は何に役立つのかと誰もが思う。私もそうだった。しかし、今思うと発達心理や児童心理などの講義も受けていた。今の仕事には絶対役立つことだったが、私は学んでなかった。人生の先輩としてアドバイスすると言うのなら、どんなに意味がないと思っても目の前のことに一生懸命にやること。今の勉強が必ずどこかで生きてくる。 ― 一度起業をしてほしい。― 一度起業してほしい。起業は絶対自分のためになる。お金は自分から生み出すものだと「心」、「身体」で気づくことができる。若いと思われているうちは失敗しても、いろんなことが許されるからとりあえずチャレンジしよう。今やりたいことを明確にし、興味を持ったことを「とりあえずやる」。やりたいことが見つかれば自然に仕事が見つかる。会社に入ることは目標ではない。今は会社に受かることが目的としている人が多いが、それは違う。しどろもどろでもいいから自分が何をしたいのか、自分の言葉で語れるようになってほしい。マニュアルみたいにやっても意味がないのはあきらかだ。就職活動で困っているとしたら、企業側の気持ちになって考えると何を求めているのか答えが見つかる。自分で何をしたいか明確な人を雇いたいと絶対思う。自分の目標を決めること、自分のやりたいことを決めている人は世の中には少ない。私は目の前のことを一生懸命やるだけで、「絶対にこれをやりたい!」というものはなかった。だから、夢を持っていない人は目の前のことに一生懸命にやってほしい。 ― 編集者の一言 ― 今回インタビューさせていただいた合同会社のこたべの平島さん。私達がインタビューにお伺いしたときは2011年東北大震災の救援物資を送る準備をなさっていた。お忙しい中でも笑顔でインタビューに応じてくださった。イベントをするためには「お金」はつきもの。しかし、平島さんのお話をお聞きしていくなかで「会社として営利には絶対に走らない」と仰っていた。会社での活動、方針はあくまで自分の目標とするビジョン(みんなで子育てできる場の提供)に向かっていく。「軸をブラさない」その言葉通り行動に移している。自分の決めたことを実行に移す。簡単なことのようだが実は一番難しい。平島さんの凄さを感じた。 ( 編集 インターン生 鈴木俊 )
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